言論界における反天皇主義者といえば、もちろんこのババア、櫻井よしこです。
(以下、過去記事との重複をお断りします)
靖国神社大好きの櫻井は、昭和天皇が靖国神社を参拝しなくなった理由について、A級戦犯合祀との因果関係を断固として認めず、こう言い放っていた。
「天皇の心をこれ以上曲解し、踏みにじることは許されない。国民と共にありたいとする天皇家の想いに配慮するなら、“A級戦犯”を含む全ての人々の慰霊のためにこそ、靖国神社にお越し頂くのがよいのである。努々(ゆめゆめ)、“A級戦犯”を外して、などと考えてはならない。まして「陛下のために、A級戦犯を外す」などとは、万が一にも言ってはならない。」(週刊新潮05年6月9日号)
櫻井の主張する「曲解」とは、「昭和天皇がA級戦犯合祀に憤って靖国参拝をしなくなったと解釈すること」である。
事実はその正反対、昭和天皇はA級戦犯合祀に強い不快感を持ち、靖国参拝を控えるようになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/富田メモ
曲解していたのは、櫻井の方だったのである。
櫻井がまともな人間なら、自己の主張が完全に誤っていたことを認め、訂正・謝罪したはずである。
卑怯者櫻井は、朝日新聞の吉田証言報道について、「廃刊せよ」などとほざくくせに、自らの誤りやその責任は一切認めない。ただひたすら開き直るだけである。
櫻井は言う。「公開されたメモが、たとえ、天皇の真意を伝えているとしても、それによって政治を左右することは厳に慎まなければならない。」
おいおい、「天皇の心を踏みにじることは許されない」ではないのか。
櫻井は、秋篠宮家に悠仁親王が生まれる前、愛子内親王の将来的な即位が取沙汰されていた時期に、昭和天皇は今上天皇が生まれる前の内親王誕生が続いた時に、親王の誕生がこのまま無い場合には、宮家から養子を取ることを真剣に考えておられた、皇統は必ず男系というのが昭和天皇のご意思だったのだから、国民がそれを違えて女性の天皇を立てることは許されない、と言っていたのである。
天皇の意思が、テメエの意に沿う場合なら、「陛下の心を踏みにじることは許されない」「ご意思に反してはならない」、テメエの思惑から外れれば、「天皇の政治利用は慎まなければならない」。
これほど自分勝手なご都合主義、恥知らずな反天皇主義者がいるだろうか。
こんなクソババアが、日本人としての倫理だの、美徳だの、伝統だの、いったい何をほざいているのか。