ネット上ではすでにかなり話題になっていますね。

 「ポツダム宣言を詳らかには読んでいない」

 唖然とした人は少なくないだろう。
 いったいどの口からこんな言葉が発せられるのか。
 ポツダム宣言もろくに読んだことのない者が、「戦後レジームからの脱却」だの、「日本を取りモロす」だの、どの口からほざいていたのか。

 yahooでは、「ポツダム宣言」を入力すると、後ろに「安倍」が出てくるわけで、すでにかなりの人がこの話題を気にして検索しているようです。

 これに関する批判は、すでにあちこちのサイトでされていますので、同じような批判は割愛します。

 「情けないのは新聞各紙。例えば日経は本日の朝刊第3面でたった3行。
 「『首相はつまびらかに読んでいない』と、直接の評価を避けた。」

 何が「直接の評価を避けた」だ。
 「『首相はつまびらかに読んでいない』と、無知を露呈した。「戦後レジームからの脱却」をスローガンに改憲をめざす首相が、その戦後レジームの原点となるポツダム宣言をまともに読んでいないことを国会で自ら明らかにしてしまった。」と書けよ。

 権力批判こそ、第4の権力であるマスコミの使命のはずが、この腰の引け様は何だ。
 まぁ、バカが総理大臣をやっているという国の恥、あまり明らかにしなくもないか。