以前にワーストバカと認定した勝谷が、日本酒をネタに本を出版したようである。
「獺祭」
有名になった日本酒の人気に便乗した企画本。「天翔ける日の本の酒」というサブタイトルが付けられている。
獺祭をけなすつもりはないが、あれぐらい美味しい日本酒は、ザラにありませんかね。
獺祭をネタに「誇らしい日本」をアピールしたいなら、「獺祭ぐらい美味しい酒がザラにある豊かな国」をアピールした方がよほど誇らしい国と言えるのではないかと思うが、勝谷のような右顧左眄男が、そんなことを思いつくはずもあるまい。
本の帯には、安倍晋三からの推薦の言葉が寄せられている。
勝谷は「コラムニスト」を自称しているが、およそ、評論家やジャーナリストといった言論を生業とする者は、第4の権力に関わる者として、政治や司法の権力から一線を画すのが常識である。権力者から嫌われて当然、煙たがられて当然なのである。
勝谷のような卑しい男に、そのような常識を求めるのは無理とはわかっているが、安倍晋三の推薦をもらってさぞ悦に入っているのであろう。
「日本の政治は堕落している」と言いながら、権力者からのお褒めにはヨダレを垂らして喜ぶ。どこまでも卑しい男である。