三橋は「新」日本経済新聞とやらでも、その持論を披露している。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/06/20/mitsuhashi-127/
『日銀の国債保有が量的緩和で増えている以上、現在は政府の借金が実質的に減り続けているというのが真実なのです。それにも関わらず、財務省やマスコミは相変わらず、
「国の借金1000兆円突破! 間もなく破綻!」
といった論調で国民を煽り、悲壮感をまき散らし、経済成長やデフレ脱却の妨害をしています。
面白いことに、いわゆる「国の借金」(正しくは「政府の負債」)問題を論じる際に、破綻論を叫ぶ人に、
「日本銀行が国債を買い取ったら、終わりでしょ」
と突っ込むと、ポカ~ンとするか、もしくは沈黙します。要するに、「通貨」「自国通貨建て国債」について真剣に考えてこなかったか、もしくはすべてを理解した上で破綻論を叫んでいるのでしょう。
以前であれば、「日銀が国債を買えば」という主張に対して、
「そんなことをすると、はいぱ~いんふれ~しょんになるっ!」
といった、面白い反論を見かけることができたのですが、最近消滅しました。何しろ、日銀が毎月7兆円前後の国債を買い取り、日本円の通貨を発行しているにも関わらず、物価上昇率はゼロから上に少し頭を出した程度なのです。』
こ奴、日銀が国債を買えば国の借金がどんどん減る、日銀からの借金は返さなくていいと本気で思っているのか。
それなら、税金は要らない。政府・財務省は国債をどんどん発行して日銀に引受けさせる、日銀はその国債分の通貨をどんどん発行して政府・財務省に渡す。
予算はいくらでも調達できる。夢の国の出来上がりだ。
医療費、教育費はすべてタダ、公共工事もやり放題、希望する人にはどんどん生活保護を支給します。所得税も法人税も消費税も酒税もなければ、年金も払わなくていい。
そんなわけはないと子供でもわかるだろう。
そんなことをすれば、夢の国になるのではなくて、国債も日銀券もただの紙切れ、印刷物に過ぎなくなってしまう。
「日本銀行が国債を買い取ったら、終わりでしょ」というのは、三橋にとってはそれで財政赤字の問題が解決するという意味のようだが、日本の経済システムが終わってしまう、管理通貨制度が崩壊してしまうという意味になる。
ハイパーインフレーションをわざとひらがなで表記して、たわごとであるかのような印象づけをしているが、そのリスクについては日銀のHPに出ている。(4)ですでに紹介している。
「中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがある」。はっきりとこう出ている。悪性のインフレーションとハイパーインフレーション、意味は同じ。
おい、三橋。日銀に文句言えよ。
「中央銀行の国債引受けが悪性インフレーションを引き起こすなんて、面白いことをいうなよ。」
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/06/20/mitsuhashi-127/
『日銀の国債保有が量的緩和で増えている以上、現在は政府の借金が実質的に減り続けているというのが真実なのです。それにも関わらず、財務省やマスコミは相変わらず、
「国の借金1000兆円突破! 間もなく破綻!」
といった論調で国民を煽り、悲壮感をまき散らし、経済成長やデフレ脱却の妨害をしています。
面白いことに、いわゆる「国の借金」(正しくは「政府の負債」)問題を論じる際に、破綻論を叫ぶ人に、
「日本銀行が国債を買い取ったら、終わりでしょ」
と突っ込むと、ポカ~ンとするか、もしくは沈黙します。要するに、「通貨」「自国通貨建て国債」について真剣に考えてこなかったか、もしくはすべてを理解した上で破綻論を叫んでいるのでしょう。
以前であれば、「日銀が国債を買えば」という主張に対して、
「そんなことをすると、はいぱ~いんふれ~しょんになるっ!」
といった、面白い反論を見かけることができたのですが、最近消滅しました。何しろ、日銀が毎月7兆円前後の国債を買い取り、日本円の通貨を発行しているにも関わらず、物価上昇率はゼロから上に少し頭を出した程度なのです。』
こ奴、日銀が国債を買えば国の借金がどんどん減る、日銀からの借金は返さなくていいと本気で思っているのか。
それなら、税金は要らない。政府・財務省は国債をどんどん発行して日銀に引受けさせる、日銀はその国債分の通貨をどんどん発行して政府・財務省に渡す。
予算はいくらでも調達できる。夢の国の出来上がりだ。
医療費、教育費はすべてタダ、公共工事もやり放題、希望する人にはどんどん生活保護を支給します。所得税も法人税も消費税も酒税もなければ、年金も払わなくていい。
そんなわけはないと子供でもわかるだろう。
そんなことをすれば、夢の国になるのではなくて、国債も日銀券もただの紙切れ、印刷物に過ぎなくなってしまう。
「日本銀行が国債を買い取ったら、終わりでしょ」というのは、三橋にとってはそれで財政赤字の問題が解決するという意味のようだが、日本の経済システムが終わってしまう、管理通貨制度が崩壊してしまうという意味になる。
ハイパーインフレーションをわざとひらがなで表記して、たわごとであるかのような印象づけをしているが、そのリスクについては日銀のHPに出ている。(4)ですでに紹介している。
「中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがある」。はっきりとこう出ている。悪性のインフレーションとハイパーインフレーション、意味は同じ。
おい、三橋。日銀に文句言えよ。
「中央銀行の国債引受けが悪性インフレーションを引き起こすなんて、面白いことをいうなよ。」