またも地方(痴呆)議員からバカの登場です。
 札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之。
 ツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところです」などと書き込んだらしい。

 「アイヌ民族で日本国籍の人」を「アイヌ系日本人」というのではないのか。アイヌ系がいてアイヌ民族がいないって、いったいどんな思考回路をしているのか。

 一方で、金子は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明し、書き込みを撤回しない考えを示した。

 当の本人が絶滅したとは断言できないでいる。確かに、アイヌ民族と非アイヌ系日本人の婚姻が増えれば、100%アイヌ民族という人は減っているだろう。だからと言ってアイヌ民族は絶滅したわけではない。

 どうやら金子はアイヌ系住民への自治体における優遇措置を批判したいらしい。それならそれで、その利権や優遇措置を具体的に挙げ(本当にあるならの話だが)、その撤廃や変更を示せばよい。
 
 それがなぜ、「アイヌ民族はいない」という妄想につながるか、まったく不明である。
 どんな頭の構造をしているのか、どんな悪い虫が頭に湧いているのか不明だが、脳ミソをホルマリンで消毒することをお勧めする。