どうせ、こんなことだろうとは思った。
歳費を受取らないという公約で立候補した参政党の初鹿野が、「やっぱり受け取る」と言い出した。
「歳費返納の意向は取り下げたい」参政党・初鹿野議員 当選前に掲げていた「歳費自主返納」宣言をまさかの撤回…取材に明かした「理由」 | 女性自身
初鹿野氏には、参院選公示前からかねて掲げていた「肝いりのマニフェスト」があった。以下、初鹿野氏のXの投稿を引用する。
《私は普段から政治と金の問題を非難しているので、当選の暁には議員歳費は返納予定です》(’25年1月4日)
《【議員歳費(給与)を返納します】幼い頃、政治家は人間のクズだと思っていた。 「政治と金の問題」いつになったら解決するのか? 私が国会議員になった暁には「国会議員歳費・旅費及び手当等に関する法律」を改正し、歳費(給与)を返納します。お金のために議員を目指すのではない証として》(’25年1月30日)
現在の法律では歳費は返納できない。
だったら、歳費から税金などを控除された手取り額相当を選挙区外に寄付すればいい。
寄付先を教えてやろうか?
ガザの子どもたちを飢えから救うための支援はどうだ?
そうか、日本人ファーストだったな。寄付先はやはり国内がいいか。犯罪被害救援基金などはどうだ?
公益財団法人 犯罪被害救援基金|犯罪にあわれた被害者の遺児たちに幸せを
寄付先などいくらでもある。
初鹿野は歳費返納を「お金のために議員を目指すのではない証」だと言った。
公約撤回はすなわち、「お金のために議員をやります」という証になるわけだ。
さすが参政党議員というしかない。
この件、大手マスゴミはほとんど取り上げず、女性自身なる週刊誌のオンライン記事が真っ当な報道をしている。
「バカは相手にしない」、「ムキになることではない」と放置するのは間違いだ。参政党は国会においてすでに多くの議席を得ており、過半数割れした与党に大きな影響を及ぼす力がある。
こういうインチキ政党の跋扈は社会の脅威になる。
当ブログでも批判を続けます。