自民党総裁には、高市早苗が就任してしまった。高市の本性については、これまでも当ブログで再三再四取り上げてきたので、今日は割愛する。

 

 マスゴミも今のところは一応慎重で、「高市総裁」と言うが「次期首相」とまでは、まだ明言していない。

 

 可能性は低いとは思うが、石破氏が首相を継続するシミュレーションをしてみる。

 

 現在、衆議院の議席は自民191,立民148だから、仮に石破氏が自身と21人を連れて立民入りすれば、自民169、立民170となり、逆転することになる。もちろん立民が石破氏を代表とすることが条件になる。

 新党設立して連立を組むこともあり得ないわけではないが、すでに組織のある政党に入る方が現実的だろう。何より日数がない。

 

 公明党は高市の自民党とは組めないと言い出している。自民党が維新や国民民主との連立を模索していることに対しての駆け引きとの見方が一般的だが、振り上げた拳の落としどころとしては、石破の加入した立民との連立は妥当だろう。

 

 立民170、公明24、国民28、れいわ9、社民1で232、これに無所属12人のうち数名が加われば、過半数が233だから連立政権が組めることになる。共産党(議席8)は連立入りが難しければ、首相指名に加わって閣外協力ということもある。

 こうすれば、維新や参政党のようないかがわしい連中を排除して連立内閣が組成できることになる。高市早苗政権より、よほどマシということで協力できぬものだろうか。

 

 公明党は20世紀はずっと野党で自民と対立していた。90年代には新進党なる政党に合流したこともある。

 90年代に下野した自民党は社会党の村山富市を首相に担ぐという奇策で政権復帰した。

 何が起こるかわからないのが政治の世界、今度も何か騒動が起きるかどうか。