バンド・オブ・ブラザース3 | さすらいの武士

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前回の記事からの続きです。
ドナルド・フーブラ伍長はバストーニュで馬に乗って偵察していたドイツ将校を倒して、手に入れたルガーをポケットに入れていたところ、暴発して太腿の大動脈に命中し、命を落としました。
フロイド・タルバート1等軍曹はトコア基地訓練で罰として走ることを言い渡された仲間と一緒に走るという思いやりのある人物。戦地で拾ったのかはわかりませんが、トリガーと名前を付けた犬を連れています。
衛生兵のユージーン・ロウ伍長は負傷兵を救護所に運んだ時に知り合った看護婦にかすかな恋心を抱きますが、救護所が爆撃に遭い看護婦も死んでしまい神経衰弱状態に。しかし、終戦までE中隊兵士たちの介抱に尽くしました。
元のE中隊の指揮官ハーバート・ソベル大尉、兵士達の評判は最悪のものでしたが、後にこの訓練が厳しい欧州戦線で兵士の命を救ったと「E中隊をエキスパートの部隊に仕上げたのはハーバート・ソベルだ」と認めるものも多かったようです。
チャールズ・グラント軍曹は終戦間近のオーストリアで、酔っぱらってドイツ人やイギリス人を数名殺した補充兵のフロイド・クレイバーを見かけ、なだめるも頭を打たれ意識不明に。スピアーズがドイツの医師に治療するように要請し、何とか一命を取り留めました。終戦後に傷は徐々に回復し、腕や言葉に後遺症が残りましたが1984年まで生存。
ヘンリー・ジョーンズ少尉は陸軍士官学校のウェストポイント出のエリート、終戦間近にE中隊の小隊長として任官されるがこれは彼にとって単なる通過点で、得難い経験を得たあと中尉に昇進する。
第101空挺師団506連隊の指揮官シンク大佐、彼が命じた見栄っ張りな捕虜奪取作戦のせいで兵士が1人戦死しましたが、総じては良い司令官だったようです。
これを以てバンド・オブ・ブラザーズの本人写真記事は、終了させて頂きますね(^o^)