1842年8月20日、曲亭馬琴(滝沢馬琴)氏が長篇小説「南総里見八犬伝」の98巻を完成させました。
室町時代を舞台に、安房里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁で結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とした長編伝奇小説です。
私は人形劇を楽しみに見ていました。
氏は48歳から76歳に至るまでの28年間をかけて完成させました。
明治期、坪内逍遥氏がこの作品を「小説神髄」で批判して人気は一時期下降しますが、1970年から80年代にかけて復権、映画や漫画、小説、テレビゲームなどで繰り返し参照されるようになります。
他人の作品について評価・批判するのは自由かも知れません。でも、本当に批判されるべきものなら復権はなかったと思います。
カットは滝沢馬琴氏の似顔絵。
