奈良時代の歴史書「日本書紀」に記載の詔に「諸国の家ごとに佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」と書かれています。
その日付が当時の暦で3月27日であったことに因んで今日は「祈りの日」。
身近な人や遠く離れで暮らす人達の幸せや無事を祈り、自身の心の平穏や思いやりの心を育むことを意識する日ともされます。

カットは数珠を持って祈る手。
数珠は、お経や真言、念仏を繰り返し唱えるための念誦の道具として生まれた仏具。
修行者たちが祈りや修行の回数を数えるのに使われたのが始まりとされます。
子供の頃、お墓参りで大人たちは皆数珠を持っているのに、自分だけは何もなく寂しい思いをしたことも。
あるとき、子供用の数珠を買ってもらって、大人と同じ姿で手を合わせられるようになったとき、嬉しく思った記憶が微かに残ります。