今日、1月31日から4月5日まで、大阪中之島美術館 5階展示室にて「サラ・モリス 取引権限」展が開催されます。
それに先立ち、昨日、プレス説明会・内覧会に行ってきました。
説明会の案内メールで作家のサラ・モリスさんのことを知り、事前に彼女の経歴や作品を調べたのですが、彼女の着眼点が面白いと感じて興味が湧いて参加しました。
その1つがフォトセッションでのこと。
「こちらに視線をお願いしま~す」の声がけで、その声の方に笑顔を向けるのが普通ですが、彼女自身がスマホを手にして、こちらを撮影する姿を見せます。
そのようなスタイルは初めてです。
自分に一斉にカメラを向ける人々の姿が面白いと思ったのでしょうか、いつかその光景が作品のモチーフになるのだろうかと、いろいろ空想します。

ビルの風景や花や松と言った植物など、普段見慣れている「もの」がすべてモチーフになって、幾何学的な線などで表現されて作品になると言うのに刺激を受けました。

圧巻だったのは、この美術館で制作されたとされる18.85×5.9mのデッカイ作品。
その作品名が、米国中央情報局(CIA)の元局員で、現在ロシアに滞在する人物の名前の「スノーデン」と言うのも、彼女なりの思いが込められているものと思います。

他にもいろいろ印象に残る作品がありましたが、中でも強く残ったのは「いじわるナース」と言う作品。
ナースキャップと目だけがシンプルに描かれています。
今回、説明会で本人に会ったので、これは作者の「眼」がモデルではないかと思います
いつもモノトーンでシンプルな切り絵を制作している人間にとって「いじわる」をシンプルに表現する凄さに感心、大いに刺激を受けます。

2022年に開館した中之島美術館は、19世紀後半から現代までの国内外の美術・デザイン作品を展示する新しい文化の拠点とされ、私は足を運ぶのは今回が初めてでした。

新たなものの見方、表現のしかたで刺激を受ける展示会でした。

展示会名 サラ・モリス 取引権限
会期     2026年1月31日(土)~4月5日(日)
会場     大阪中之島美術館 5階展示室
URL     https://nakka-art.jp/exhibition-post/sarahmorris-2026/

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