明日16日は「からし」の認知度を高め、活用方法を広めることが目的で、日本からし協同組合が制定した「からしの日」だそうです。
カットはからし菜の花。まさしくからし色の可愛い花です。

からしは、アブラナ科の「からし菜(芥子菜)}の種子から作られます。
粉末にして、水を加えて練り上げたものが「練りからし(和がらし)」。
おでんや豚まんなどに、付けすぎて鼻にツンときて、ときには涙を流すことも。
一方「マスタード(洋がらし)」は、「シロガラシ(白芥子)」に酢などを加えて作られます。

からし菜は身近なところに咲きます。
春先に道端や堤防などで黄色い花が咲いているのを良く見かけます。
なんとなく「菜の花」と思ってしまいますが、実はからし菜の方が多いとか。
確かめるのは簡単です。花の香りを嗅ぐと、少しピリッとした刺激と鼻に抜けるような香りがすれば、菜の花ではなくて、からし菜です。
好みにもよりますが、私にとっては心地よい香りです。

ただし、茎から出る液には毒性がありますので、摘み取らずに鼻を近づけて嗅ぐだけを推奨します。
グルコシノレートという成分が混ざっていて、そんなにきつい毒性ではないとされますが、個人差があります。香りを嗅げと言っておきながらですが、お気をつけください。