謂れは、ブラジルの風習から。
ブラジルでは、6月12日を「恋人の日」として祝い、家族や友人、恋人同士が写真立てに写真を入れて交換する風習があります。
またこの日は、縁結びの神として知られる聖アントニオさんの命日の前日に当ります。
これをヒントに、日本の額縁の組合が制定したとのこと。

ただ、日本ではあまり普及はしていません。
現代では写真はスマホで撮って観る時代ですから無理はありません。

カットは恋人同士が、満月が真ん中に来るように、ハートマークを作っているシーン。
なおこの構図で写真を撮った場合、この月の大きさはあり得ません。
多分この十分の一以下でしょう。
切り絵ならではも小細工で、切りやすいように勝手に大きくしています。