昨日の6月6日は「邦楽の日」。
「芸事は6歳6月6日から始めると上達する」という昔からの慣わしがあるとか。
この日に、多くの人に琴や三味線などを学んでほしいとの思いを込めて、邦楽器の組合が制定しています。
なお、芸事ということから、今日は「楽器の日」、「いけばなの日」にもなっています。
カットは箏を奏ずる女性。
叔母が箏が趣味で、子供の頃、遊びに行ったときに触らせてもらってました。
柱(じ)の位置を調整して音程を決めるのが難しいです。
最近では、調音用のデジタル機器があって、正確な音感がなくても調整できるようです。
昔、ギターをかじったときに気付いたのですが、ギターの弦は太さがそれぞれ違うので、楽器屋の助言通り、各弦の予備用も揃えました。
もっとも、なかなか上手になれず途中で放り出したので、予備用弦も無駄でした(悲)。
でも箏は全て同じ太さです。
7弦が同時に切れる(おかしくなる)ことはあり得ず、数本の予備で済みます。
なお、形も似ていている「箏」と「琴」が曖昧に使われているように思いますが、全く別もので、演奏方法も違うそうです。