1238年3月23日、鎌倉の大仏建立が開始されたとの記録が残されています。
なお、時期については諸説あります。

この大仏様は幾度も天災や戦乱に遭い、資料など失われたものが多く、謎が多いと言われます。
ただ、造立当初の姿をよくとどめている方で、貴重な存在でもあります。

江戸時代は、東大寺大仏(像高約14.7m)、鎌倉大仏(像高約11.39m)、そして京都方広寺大仏(像高約19m、1798年に焼失)が、日本三大仏と呼ばれていました。

今日のカットは、鎌倉の大仏、正式の名前は「銅造阿弥陀如来坐像(国宝)」。
完成当初はきちんと建屋の中に祀られていましたが、台風や大津波で倒壊、室町時代の末以降から現在の「露坐の大仏」になっています。