1297年3月6日、鎌倉幕府は、借金で生活に苦しむ武士を救おうと、借金を帳消しにする「永仁の徳政令」を幕府の9代執権者の北条貞時公が発布します。
なんとも無茶苦茶な法令です。
結果、誰も武士に金を貸さなくなります。当然のことです。
その為、武士の生活はさらに悪化を辿り、鎌倉幕府衰退の1つの原因になったとされます。
後先を考える能力の無い為政者(政治家)は昔も今もいるようです。
カットは鎌倉の源氏山公園にある源頼朝像がモチーフ。