今日の誕生花は「金柑」だそうなので、カットは金柑の花。
ご近所の庭に植えられていて、夏ごろに真っ白な小さな花を沢山咲かせます。
強くはないですが、柑橘類独特の爽やかな香りがします。
花言葉は「思い出」「感謝」など。
この「感謝」には次のような謂れがるそうです。
昔、清の国の船が日本近海で難破したとき、これを助けます。
そのお礼の品の中に金柑の砂糖漬けが入っていたそうです。
食べたあと、種を植えると言うより、捨て置いていたら芽が出できたって感じで、実が成ったことから、日本でも栽培が拡がったとのこと。
種の生命力は凄いです。

金柑を「金冠」とかけ、黄金色とも併せて富の象徴、豊かさを願って、お正月のお節料理に登ります。
子供の頃、甘い甘露煮が大好きで、兄弟で我先にと食べていました。
ただ、我が家の金柑には、必ず幾つもの種がありました。
その後、お店で食べたとき、種に注意して噛んだのですが、歯には何も当たりませんでした。
所帯を持って、初めてのお正月で出て来た甘露煮にも「種なし」、どうもこれが世間の普通(?)のようです(笑)。