今日は日付の語呂合わせ「1(い)2(つ)8(わ)」で「逸話の日」だとか。
そこで何か面白い逸話はないかと思いを巡らせた結果、初代内閣総理大臣の伊藤博文氏にスポット。
氏について面白い話と言えば、「政治面」よりも「女性問題」となってしまいます。
現在、某芸人のことで騒がしいですが、氏とは時代が違うのと、その遊び方が違います。
ただ、氏にはあまりに多くの逸話があり、絞り込めません。
そこで氏の奥さんの伊藤梅子さんにスポットを当て、カットも彼女の似顔絵です。

下関の置屋で「小梅」として芸妓をしていたときに、英国(此処でも多くの逸話があります)からの帰国したばかりの伊藤博文氏と出会います。
氏はそれまでの妻と離婚し、継妻として迎えます。
そして彼女は日本初の総理大臣夫人に。

勝気で強い向学心の彼女は和歌を学び、英語も習得、常々身だしなみにも気を配ったとされます。
夫が暗殺された際は、涙ひとつ見せず、
「国のため光をそえてゆきましし 君とし思へどかなしかりけり」
を詠んだと言われます。
似顔絵の参考にした写真からも、人並み外れた「強さ」を感じました。