カットは、京都 平等院 鳳凰堂の雲中供養菩薩(国宝)52躯の中の南7像。
超小さな釣鐘を2段に並べて吊り下げた、編鐘(へんしょう)を打ち鳴らす菩薩様です。
左手に打ち鳴らす槌を持ち、右手は人差し指を立てて、リズムを取って、打つタイミングを計っている雰囲気、リアルさを感じます。
ただ、この楽器は絶滅したのか、現在、お寺さんの行事などで、この本物を見かけたり、演奏しているのを見たことがありません。
さて、どのような音を奏でたのでしょうか。