カットは、能楽「巴」の1シーン。
木曾義仲の愛人だった女武者の巴御前を主人公にした作品。

旅の僧が琵琶湖畔で休んでいたのですが、たまたまその地は木曾義仲の終焉の地でありました。
そのうち、いわくありげな里の女が現れます。
その女は木曾義仲の家臣であり、また愛妾でもありました。
でも、共に最期を迎えること出来なかった無念を、旅の僧に語ります。

能の世界は奥が深く、また時間の流れが異次元、半端ないせっかちな私には、なかなか馴染めない部分があります。