新年 あけましておめでとうございます
今年は「十干」では「甲」、「十二支」では「辰」なので「甲辰(きのえたつ)」の年、新たなことを始めるのに良い年とされます。
十二支の中で「辰」は唯一の想像上の動物、体の各パーツはいろいろな動物が合体しています。
中国の書には、「角は鹿、頭は駱駝、腹は蜃(みずち)、眼は鬼、耳は牛、首は蛇、鱗は鯉、爪は鷹、手は虎」とあります。
特に「眼は鬼」ですから、鋭い眼光を発しているはず。
そのような怖い眼で、新年早々ご挨拶するのは控えようと、「笑顔」にしています。
カットは今年の年賀状の笑顔の「辰」君。
前々回の辰年(2000年)も笑顔の「辰」の切り絵を貼って送ったのですが、口の悪い友人から「こんなヘラヘラにやけた龍など、おらんワ」と言ってきました。
「そうだろうネ、ヘラヘラする前に、龍そのものがおらんゾ」と言い返しました(笑)。
デザインは、内と外の両方が使えるもので、1匹切ると、2枚の年賀状に貼れます。
なお、外側デザインの龍の眼と耳の穴は和紙に近い色で印刷しています。
切り絵年賀状を始めたのは1987年の「寅」年から。今年で37年目で干支は4巡目となります。
沢山カットするには内と外の両方使いは適していますが、それでも2百枚近くを切り上げ、一枚一枚貼り付けるのは、だんだんキツクなってきました。
皆様のご多幸を祈念致します。
本年もよろしくお願いします。