今日は歌人であり、美術史家、書家でもある会津八一氏の誕生日ということで、氏の似顔絵です。
新潟県出身の氏は中学生の頃から「万葉集」や良寛の歌に親しみます。
その後、坪内逍遙氏やラフカディオ・ハーン氏らの講義を受け、俳句の選者ともなり、さらに英文科も卒業します。
27歳の頃に初めて奈良を旅行し、仏教美術に関心を持つことになります。
またこの頃、氏は俳句から短歌へと移行します。そして奈良の各地で詠んだ歌が歌碑として多く残されています。
唐招提寺の金堂を詠んだ歌を初めてみたとき、すべてが平仮名で書かれていて驚きました。
おほてら の まろき はしら の つきかげ を つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ
言葉の区切りに「間(スペース)」があるものの、最初のうちは読みずらく感じます。
でも、親しんで来ると、「かな」の形の美しさや「音」としたときも柔らかさを感じるようになってきます。

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