10年ほど前、久々に立ち寄った大阪梅田の古書店で、表紙に満面の笑みを浮かべた仏像が掲載されている展示会の図録が眼に留まります。
パラパラと中を見て、こんなに素敵な笑顔の仏像がおられることを初めて知りました。
作者は、江戸時代に全国を行脚しながら多くの仏像を彫り続けた木喰上人です。
本を購入してゆっくり見ていると、作品にしたくなります。
でも、その前に実際の像を拝観したくなり、図録の中で一番素敵な笑顔の像を所蔵されている京都南丹市の蔭凉寺さんにまず行こうと決心、早速予約して家内と言二人して出かけます。
車で2時間弱、普通の民家のような建物のお寺さんでした。
実際の笑顔は「観る(拝観)する人間を一瞬で笑顔にしてしまう」力があります。
木喰上人自身の自画像ならぬ、自刻像です。
ご住職とお話をする中で、切り絵にしたい旨を話しますと、写真撮影の許可も頂きました。
木喰上人の自刻像は、既にアップしていますでの、今日のカットは、蔭凉寺さんの大黒天像です。
大国さんは基本笑顔ですが、木喰上人さん大国さんの笑顔は一味違うように見えました。

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