今日は、踊念仏の開祖と言われる平安時代の僧、空也上人の忌日です。956年の11月13日、奥州に出発する際「今日を命日とせよ」と言ったことから今日になっています。それぐらいの覚悟で行かれたということなのでしょうか。
実際には、上人は972年9月11日に京都 六波羅蜜寺で亡くなっておられます。
空也上人は、身分にかかわらず仏の教えを説いた高僧で、京都・六波羅蜜寺を開きました。
草履を履き、念仏を唱えるときにリズムを取るための金鼓を胸につけ、右手には鐘を打ち鳴らす道具の撞木(しゅもく)を持っています。
左手で鹿の杖をつきながら「南無阿弥陀仏」と唱えると、一音一音が阿弥陀になって現れたといわれ、その伝承を表現したのがこの像です。
かわいがっていた鹿が猟師に殺されたことを悲しみ、その角を杖につけ、皮は衣にして生涯身につけて過ごしたといわれています。

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