薬師寺さんの東院堂には、ご本尊の聖観音を守護する四天王がおられます。
その中の増長天さんが一人だけ、アニマルシューズ(?)を履いておられます。
外の3人は普通のシューズです。
4人のユニットですから、持仏は変わるのは当たり前として、服装などはある程度統一されるのが常です。
なぜ、増長天さんだけがアニマルシューズなのでしょうか。
仏師の気まぐれでしょうか。不思議です。
お寺さんの解説を聞いても、この辺りの説明はされていないようです。
また、多くのお寺さんで四天王像を拝観していますが、私の知る限りでは、この様な派手なシューズを履かれているのは、ここの増長天さんだけです。
この切り絵作品は、2010年に薬師寺さんの玄奘三蔵伽藍の回廊をお借りしての展示の際、50点の作品を目標に制作したものの1つです。結果は45点で留まりましたが。
最初、四天王像は4人とも胸から上を作品にしたのですが、点数が足りません。
何分にも、提供頂く回廊は50メートルを超えます。ガラガラの状態では寂し過ぎます。
もちろん、点数を増やすために、他所のお寺の仏像作品は並べることなど出来ません。
なんとか点数を増やそうと、各お堂を何度も廻って、このアニマルシューズに気付きます。
なので、増長天さんだけ全身像で仕上げました。これで1点増えました。
シューズの拡大カットもアップします。
次回、行かれるときは、是非足元も注目ください。

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