室生寺さんが所蔵の十二神将像の中には個性的なポーズの方がおられます。
矢の曲がりをチェックする神や戦う姿勢の神など、典型的な神がおられます。
ただ中には、手をかざして遠くを見たり、なぜか裸足のままなど不思議な姿の神もおられます。
その中でも特に不思議なのが、今日のカットの未神像です。
右手の上に左手を載せて頬杖をついていることから長槍のような持物を右手に持っていたものと推測できます。また左足はつま先立ちです。そしてその表情は、私の眼には「こまった、こまった」としか見えません。
何が、彼をこのようなポーズ、表情にさせているのでしょうか。
勝手に妄想してしまいます。

・私の武器、どこへ置き忘れて来たのだろう?
・自分の責務は何だった?
など。
あまり罰当たりな妄想はダメですが、自分もこんな表情するときは、どんな心理状態かな?と思ってしまう姿です。
今日のカットは、左手で頬杖をついて「こまった顔?」の室生寺さんの十二神将未神像です。

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