民俗公園に植えられている六条大麦、4月末ごろに花を咲かせていたのを切り絵のモチーフにしたのですが、今は実って、採りいれ間近です。

小学生の頃、自宅から4キロ弱離れた小学校へ徒歩で通っていたのですが、友達が順に家に着いて、最後の1.5キロは私一人だけになって山里を歩きます。それはもう退屈です。
なので、いろいろ遊びを探します。この時節の麦は恰好の遊び材料です。道端の麦畑の穂を勝手に数本もらって(取って)、歩きながら笛にしたり、三つ編みしたりと、結構遊べました。

大麦は奈良時代から栽培されており、お米と混ぜて食されていました。
そのころは、お米だけの飯は神への捧げ物や祝祭時のみ炊かれるものだったようです。

長生きをした徳川家康は、若い頃から健康に留意、いつも麦ごはんを食していたことは有名です。
大麦は白米の約10倍の食物繊維を含み、これが細胞中に糖分の吸収を緩やかにしたり、余分な糖分を体外に連れ出してくれると言われます。
そんなに優れた麦ごはんですが、今では健康志向のお店や、こじゃれたお店でしか食べることができません。
正直、白米で慣れた口には、麦ごはんはお世辞にも美味しいとは思えないです。
健康面からすれば、食べるべきなんでしょうね。

今日のカットは実ってこうべを下げるヒゲ(護穎:ごえい)の長い二条大麦のシルエットです。

イメージ 1