奈良県桜井市の多武峰(とうのみね)にある談山神社さんでは、6月1日から7月31日までの間、談峯(だんぽう)如意輪観音坐像が特別公開されています。
大化の改新に向けて、藤原鎌足と中大兄皇子が談合した場所で「談い山(かたらいやま)」が名前の由来です。
仏像があると言うことは、元はお寺で「妙楽寺」と言われていましたが、神仏分離令後、神社だけが残ったようです。
この如意輪観音様について、江戸時代の本に次のようなお話が載っているとか。

①九条家の祖である九條兼実が夢の中で、この仏像に出世を祈ったところ、太政大臣にまでなった。
②脚に膿がたまって歩けない子供が祈ると、たちどころに治った。そしてこの仏像の足の同じ所がえぐられていた。
③お堂が火災に遭ったとき、仏像が自分でお堂から出られた。

どれもすごいお話です。

今日のカットは、談山神社に残る唯一の仏像「如意輪観音像」です。
白毫は普通丸いのですが、六角形というは珍しいです(私は他に知りません)。

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