民俗公園の一角に植えられている麦が成長しています。
私が子供の頃は、ほとんどの稲田では、夏場は稲作、秋に刈り取って麦が植えられていました。
5月になると、山々は新緑で緑一色、田畑は麦の実った小金色にと、対照的に染まっていました
今朝、明るい緑色の穂にツンツンのヒゲ状のもの(護穎(ごえい)と呼ぶそうです)が元気よく伸びています。その穂の途中に何やら小さな小さなオレンジ色のものが点々と付いています。
近付いて良く見ると花のようです。
小麦の花には花びらやがくはなく、花の中に雄しべと雌しべがあって自家受粉します。他の植物のように虫や風など花粉を運ぶ媒体は必要なく、花が開くと自動的に受粉して閉じます。
なので、花を見ることのできる時期は限られます。
ところで、小麦はパンやめんなどの原料に多く使われますが、現在日本の小麦の自給率はたったの十数%です。
うどんは間違いなく和食ですが、でも使われる小麦粉はオーストラリア産が多く、あぶらげの材料の大豆は米国産などです。日本産と言えばネギぐらいでしょうか。
今や、和食も輸入に頼らねば食べられません。
今日のカットは、思いっきりアップした麦の花です。
間もなく麦秋の季節です。

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