薬師寺さんでは、明日から31日の鬼追い式までの7日間、修二会が執り行われます。
それに先だって23日にはお身拭いがありました。そのカットは昨年末のお身拭いのときに既にアップしていますので、今日は東塔水煙の飛天のカットをアップします。
古来、多くの寺院に建立された搭の多くが火災に遭っています。原因は戦禍もありますが落雷が多いとされています。
火の災いを避けるために搭の先端の九輪の上に「水煙」が取り付けられます。
なお、水煙は自身の火災に加えて、地域の水難を鎮める意味も込められていると言われます。
水煙の文様は各寺院で異なりますが、薬師寺さんの水煙は独特で、飛天が3人×4方で12人おられます。
基本透かし彫りなので、元々切り絵になっていると高を括って取り組んだのですが、意外と手古摺りました。
単なるシルエットの切り絵なら確かに簡単ですが、お顔があって、衣には皺があり、これを立体的に見せるのは通常の仏像と勝手が違います。
薬師寺さんの東僧房(売店のある建屋)には、水煙の実物大のレプリカが置かれているのが大いに参考になり、なんとか納得できるものになりました。

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