奈良の隅寺、海龍王寺さんでは今日から4月7日まで、ご本尊の十一面観音様の特別拝観ができます(5月と10月にも開扉されます)。
初めて拝観したとき、鎌倉時代の造立から約千年を経過しているとは思えないほどの美しさに驚きました。
秘仏として大切に祀られてきたからでしょう。
もう一つの驚きは、この時代の慶派の作でこれだけ煌びやかで細かに装飾された像に見えたのは初めてでした
正直、モノトーンでは、その煌びやかさは表現不可能です。
せめて冠の飾りや瓔珞を丁寧に切り上げることに集中しました。
またお顔の表情ですが、拝観する角度や光の具合で、がっしりしたお顔に見えたり、丸みのあるお顔に見えたりします。不思議な彫刻で、何度か再デザインを試みました。
本日アップするのは、丸みのある方のデザインのものです。がっしりしたイメージのデザインは少し怖く見えてしまいます。
最近、文化庁さんの調査活動が活発で、ほぼ毎年、重文の仏像が国宝に指定されています。
この十一面観音様も一日も早く国宝になることを楽しみにしています。

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