ガラスのお話 | 日本デザイン専門学校 ものづくりblog
どーもタカハシです!

このmonomono7のメンバーも春から入れ替わり、僕は木曜日担当になりました!

すっかり担当日が変わったことを忘れていてこんな時間に記事をアップですがご勘弁ください(^_^;



さてさてガラスの話をしたいと思います。

皆さんガラス製品が突然割れてビックリしたことありませんか?

今まで何でもなかったのにある日突然割れたとか。


これはですね、ガラスの中に「歪み」があったのですね

「歪み」というのはガラスの中に残っている力です、制作される過程で内部に力が残ってしまったんです。


ガラスは熱がかかっている状態だと少し膨張しています、そして冷めると縮みます

全体的に均等に縮めば問題はないのですが、部分的に冷めるのが早かったりとかすると先に縮む場所と

後から縮む場所ができてしまいます。

そうすると一見表面的には何も起きている様に見えないガラスに「歪み」という力の引っぱり合いが

起きてしまいます。


普通はこの「歪み」が起きてしますと冷ます過程で割れてしまうのですが、稀に「歪み」を抱えたまま

無事に冷めてしまうものがあります。

これが後になって何かのきっかけで形を保っていた力のバランスが崩れると割れてしまうのです。



耐熱ガラスではないガラスに熱いお湯などを入れると割れるのもこの「歪み」が起きる為です

先ほど書いた通りガラスは熱がかかると延びようとします、冷えたコップに熱いお湯が入ると

お湯に触れたガラス面は延びようとし触れていない部分のガラスと力の引っぱり合いが起きて割れるんですね


他にも割れる原因はありますが、大分長くなってきたのでまた今度

これからもちょいちょいこんなガラスアレコレを書きますので新メンバー共々よろしくお願いしますー!

ではまた

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