タイ人が帰ったあとの食卓 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

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人間本来の生活を取り戻します。


先日うちには珍しくタイからのお客さんが来られまして。

と言っても旦那さん(彼氏?)がアメリカ人でカリフォルニアに在住してるそうで
英語ペラペラだったので普通に意思疎通できたんですが。

うちは前菜とかにもタイ料理の趣向も取り入れてるので。
最初から最後の料理まで喜んでもらえたようで
僕も一時はタイで蕎麦屋開店まで試みた経験が無駄にならなかったと胸を撫で下ろしたんですが。

やはり最後の蕎麦はどうしてもタイの人の口には合わないようで。
アメリカ人の旦那さんタイ人の奥さんタイ人の弟含めて

蕎麦はほとんど残されてました

やっぱりここが難しいんですよね。
フランスとか北欧とかヨーロッパの人には結構受け入れられるんですが。
アメリカや東南アジアの人にはこの繊細な出汁文化が伝わりにくい。

しかもお客さんが帰られた後の食卓では


 

七味が全て空っぽになってました。
これだけカプサイシンを投入しても鰹出汁は物足りないということ。
たぶんテーブルの上に

酢と砂糖も置いてたら全部空になってた

と思います笑い泣き