自信満々で間違えたドイツ語 | 注文の多い蕎麦店

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先日昼に海外からのお客さんが飛び込みで来られたんですけどね。

雰囲気的にネイティブな英語圏ではないようで
英語圏以外のEUか北欧あたりの人かな?
って思って帰り際に
 

あんたらどっから来たん?
 

って聞いたら

わしらドイツから来たんやで

って仰るので咄嗟に

ドイツで知ってること何か思い出そうとしたんですけど

どうしても

ベッケンバウアーしか浮かんでこない

見た感じかなり若そうなお客さんだったので。

さすがにベッケンバウアーではウケも悪いし

もしかしたらドン引きされるかもしれない。


と自重して
せめて最後にありがとうってドイツ語で送ってあげようと思い自信満々で

グーテンターク!

って満面の笑みで声を張り上げたら

なぜかキョトンって
予想外の反応が返ってくるんですね。

あれ?
なんか発音間違えたかな??

って思ってもう一度

グーテンタークッツ!!

って抑揚を変えて言い直してみたら

ああ・・・はい・・・グーテンターク・・・

ってめちゃ塩対応じゃないですか。


何やねんやっぱりドイツ人ってめっちや堅いよな。
真面目なんもいいけどもうちょっと愛想あってもいいようなものを。

って思ったんですが


やっぱり後からどうも気になって
ドイツ語でありがとうって調べてみたら

ダンケシェーンやないかい

ああグーテンタークは

こんにちはやった・・・

そりゃさんざん接客した後
最後の最後になって帰り際に

こんにちわ!って張り上げたら
戸惑うよな。
って言うかそれくらいの間違いやったら

おいおい今さら最後にこんにちはかい!

ってツッコめるくらいのフレキシブルさが欲しいですよね。
そのへんがドイツ人の限界ですわ
って日本人も同じカテゴリーに分類されるけどなほんわか