インバウンドも撃沈な先月の成績 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


引き続きの物価高騰に円安の進行。
さらに暖冬の2月から一転
ぶり返してきた寒さが身に染みた3月でしたが。

うちの営業成績はどうだったか?
と言うと。
対前年同月比で

客数で48、6%の減
組数で44、1%の減
売上で45、5%の減


とほぼほぼ半減惨憺たる結果となりました。
 

月の真ん中頃
能登災害ボランティアのために4日ほど休んだことを差し引いても。
ちょっとこの数字は危機的なものがあります。

その根本原因は一にも二にも

 

インバウンド需要が撃沈したこと

 

に尽きると思います。


僕が思うに民間の消費市場が守りに入ってるのは間違いないんですが。
肝心のインバウンドも不発だったので
その流れは日本国内だけのものではなくて。

世界的に消費行動が抑制傾向になっている

のかもしれません。


いくら円安で日本の優れた商品がお買い得になってるとはいえ
彼らとて母国では尋常でないインフレで生活が圧迫されてるのに変わりはなく。

消化して無くなってしまう飲食にお金をかけるよりも
資産になる物販の方に資本を投資したい。
というのはもっともな判断なのかと。

なので今後も飲食においては

ファーストフード等安売り競争に走ったとこ以外はかなり苦戦することが予測されます。

じゃあ緩やかに景気が回復するまでじっと辛抱するしかないのか?
と言うとそれはそれでそのまま埋もれていく危険性も大いにある。

ということでうちは品質やサービスや価格をいじるのではなく

ちょっと売り方を変えてみようか?

という発想に着地しました。


出張料理の導入もその試みの一環なのですが
とにかく何が突破口になるのか皆目わからないので
できることを片っ端から試していこうと思います。

意外と盲点だった抜け道があるのかもしれません。
その道がどこに続いてるのかもわかりませんが

危ぶむなかれ踏み出せばそれが道となるダアアアアッツ〜

 

って言うてる場合かニヤニヤ