解らない人にも解るように | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


他の蕎麦屋さんに行ってよく感じるのが。

解る人にだけ解ってもらえたらいい

というようなスタイルを取られてる店が多いということ。
例えば小学生以下は入店不可とか。
4名様以上の団体お断りとか。
きつい香水を付けられてる方は入店しないでとか。

もちろんそれらの言い分は同じ蕎麦屋として痛いほど解るのですが。
でもやっぱり僕は。

解らない人にも何とか解ってもらえるように

という方向性でこれからも続けていこうと思ってます。
確かにうちも蕎麦の単品もないし時間もかかるし
そういう解らない人にとってはハードルが高い店ではあるんですけど。
でもやっぱりなぜ蕎麦の単品がないのか?
ということを何とか解るように伝える努力は怠らないようにしたいんですね。

だから上記のような蕎麦屋さんも。
なぜ子供は一律ダメなのか?
幼くてもちゃんと料理を味わいたいという姿勢を備えた子供もいるのではないか?
ダメにならないようにどうにか店側で工夫することはできないのか?

なぜ団体さんは一律ダメなのか?
しっかりマナーを守れて負担の少ない団体さんもいるのではないか?
ダメにならないうように店側がどうにか導くことはできないだろうか?

なぜ香水はダメなのか?
何らかの理由で香水に頼らざるを得ない人もいるのではないか?
他のお客さんに迷惑にならないように店側で配慮できる方法はないのだろうか?

という風に端から全てダメ!と排除してしまわないで
どうにかダメにならないような方法を模索することも可能なのでは。
僕からしたら自分の哲学を主張しすぎて一方的にダメを強制するお店をお断りしたいものですショボーン