難攻不落極寒の周山城に挑む~もちろんGパンと軽装備で~ | 注文の多い蕎麦店

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人間は何を食べて命を繋いできたのか?
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自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


土曜の昼間だというのに何とお客さんゼロ!
いったいうちの店はどうなってしまうんでしょう(iДi)
こんな日は寝られるときに寝ておこうということでちょっぴり仮眠・・・
なんてもったいない時間の使い方なんてできません。
 

 
ということで雪も少し解けた頃だし久々に周山城へ!
と意気込んだ出鼻をくじくかのような登坂路の倒木。
倒れた木を軽作業用の長靴で踏み越え道なき道を雪に埋もれながら進みます。

 
途中まではこの極寒の中を道なき周山城を目指した僕と同じような変人の前駆者の足跡が頼りだったんですけどね。
いつの間にかその痕跡も見失ってしまい後は獣の足跡と太陽の位置を頼りに雪の中を進みます。
ようやくこの坂を越えたら本丸跡だ!


 
と思ったらNHKのアンテナやんけ!!


 
気を取り直して・・・この坂を越えたらようやく光秀の居城周山城の本丸跡だ!
 
 
さすがに先人の杣人たちも本丸近辺にまで植林することを躊躇ったのでしょう。この辺りだけぽっかりと落葉樹が広がっています。
 
 
葉っぱが落ちるということは地面に太陽の光が当たるので雪も解けるし腐葉土もできるしあらゆる生命がこの土の中で息吹き始めます。
これが加工林と原生林の決定的な違いなのですね。
 
 
そしてついに本丸の天守台踏破!


 
この指はああめっちゃ疲れたねえミッチー(光秀の愛称)1本持ってない?
っていう意味じゃなくてこの雪の中周山城の一番てっぺんまで辿り着いたという感慨を表現しています。



そしてこれは道に迷いながら雪の中を1時間半かけてようやく天守台まで辿り着き疲労困憊と達成感のごちゃまぜになったかのような半ばエクスタシー状態で恍惚とした表情の山猿です。所謂ランナーズハイっていうやつですね。
 
途中倒木で道を塞がれて道を見失い危うく遭難しかけましたが頼りになるのはやはり山に生きる野生動物たちの痕跡と太陽の恵みでした。先日ジャングルブックを観た経験がこんなところで活かされるとは(≧∇≦)


 
というわけで無事帰路に辿り着いた僕の軽作業用長靴の中は踝の上までぐしょぐしょの雪に埋もれてましたとさ。
ちゃんと道作っといたので今日からは比較的安全に登れますよ。
皆さんもどうですか?極寒の周山城・・・達成感以外はあんまり収穫ないですけど(;´▽`)