相次ぐ高齢者の運転ミスの原因は油脂類の摂取不足だ | 注文の多い蕎麦店

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高齢者の運転ミスによる死亡事故が後を絶ちません。
昨年10月には横浜で87歳の男性が運転する車が小学生の列に突っ込み一人死亡7人が重軽傷。
同じく11月には栃木で84歳の男性が運転する車がバス停に突っ込み一人死亡二人が重傷。
その数日後には東京で83歳の女性が運転する車が病院に突っ込み二人が死亡。

その他にも高齢者の運転する車がスーパーに突っ込んだり立体駐車場から転落したり高速道を逆走したり。
と相次ぐ事故に高齢者は免許を返納せよ!という議論まで交わされるほどの社会問題となっています。
でもね。僕は思うんですけど。
高齢者が運転操作を誤るケースが増えたのにはちゃんと理由があるんじゃないかと。
 
この運転ミスでよく聞くのがアクセルとブレーキを踏み間違えた!というケース。
しかもバックで運転中ってのいうのが結構多いんですよね。
これって結局進む方向が逆なのに脳のスイッチがうまく切り替わらず右足の踏み込む方向を錯覚してしまうんじゃないでしょうか。

人間の脳の中で身体の運動に関わる命令を出すのは小脳です。
この小脳に異常があると自分の感覚通りに身体機能をコントロールできなくなるんですね。
これが小脳失調症。
実はこの小脳失調症の原因としてビタミンEの欠乏が挙げられます。

ビタミンEは脂溶性のビタミンで油脂類や木の実なんかに多く含まれてるのですが
普通に生活していればほぼ欠乏することはありません。
ただしダイエット目的や内蔵機能の衰えにより油脂類を極端に抜く食生活に偏るとビタミンE欠乏症の恐れがあります。
特に高齢者は身体能力が落ちてくる上に食欲減衰や油イコール不健康という間違った固定観念から油脂類を遠ざける傾向があります。
小脳の機能を正常に保つためにも良質な油脂類を適切に摂取して極端な油脂類排除は控えたいところです。

油脂類が全て身体に悪いのではなくて摂取する油の質に問題があると思うんですね。
植物油であろうとも良質なものを選択すれば身体の機能は健康的に正常に維持できるということです。
油が全て駄目!不健康!!というのは健康オタクの陥りやすい罠で一見健康に配慮していると見せかけて人間本来の食生活からは遠ざかっていることもあります。
特に高齢者は健康面だけではなく経済的理由からも油脂類全般を悪者にしがちですので自ずから
ビタミンE不足→小脳失調症→自動車の運転ミスという悪循環に陥るのではないでしょうか。

結局肝心なことは何がいけない油で何が自然な油なのかを学習すること。
そうすれば何も免許を返納しなくても高齢者の運転操作ミスは減少すると思いますよ。
一度警察庁も事故を起こした高齢者の食生活特に油脂類の摂取比率の統計を取ってほしいですよね。
まあでもそんな統計数字が出る頃には全車自動運転に切り替わってるのかもしれませんけどね(^ ^;)