賭ける価値のある気まぐれ蕎麦屋 出雲そばかわばた(奈良・富雄) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・2月訪問

近鉄奈良線のローカル駅富雄から徒歩圏内。
駐車場3台ありますが満車の場合が多いようです。

コロナ禍中二度来ましたが一回目は予約限定2回目は臨時休業で三度目の正直。

平日の昼1時前でしたが駐車場満杯。
1時まで満席とのことで時間をつぶして再訪問。

やっとのことで入れた。


 

外観とは打って変わって中は木を活かした柔らかな雰囲気ジャズが流れてました。
4人テーブル✕2とカウンター5席ほどの小さなお店です。
週末なら予約必須かも。

メニューはこちら。


 

セットものは基本割子スタイルです。


 

カウンターの壁に原材料や


 

割子そばの食べ方貼ってありました。

 


 

いつもの鴨汁にしようかと思いましたがせっかく出雲そば推しなので。


 

割子そばの天ざるを十割で。

天ぷら。


 

茄子南瓜じゃがいも海老2尾。
さっくりと揚がった王道の味わい。

そしてお蕎麦。


 

契約農家の北海道幌加内産キタワセ自家製粉挽きぐるみの50メッシュくらい十割細打ち。
氷で締めてるので風味は伝わりにくいが

ゆっくり咀嚼するとキタワセらしい柔らかな甘みが追いかけてくる。

蕎麦湯はクタクタに老ねた味がしたので別立てで溶いてるのかもしれない。

人気なのが伺える実直な蕎麦屋さんでした。

後で聞いたら予約は当日のみとのことです。
ある意味ギャンブルやな。

その価値は十分あるとは思うがチュー

 

出雲そばかわばた

奈良市三碓2丁目7−16