客が先か商品が先か 田久おそば処 (鳥取市) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2022・2月訪問

朝一で京北を出発し国道9号線をひたすら西へ向かって。

浦富海岸でちょっと休憩。

 

 

冬の日本海はやはり寂しい。

失恋中なら入水してしまいそう笑

 

そして蕎麦屋の開店までまだ時間があったので

 

 

鳥取砂丘で寄り道。

やはりこちらも冬は寂しい。

駐車料金いらないのは助かりますが。

 

そして鳥取駅に移動して。

 

 

駅から徒歩3分の蕎麦屋さんへ。

駅前立地なので基本的にそういう客層になると思います。
もちろん駐車場なし。

 


 

それにしてもいつまで新蕎麦って名乗れるんだろう・・・

きっちり明確な定義欲しいですよね。
外観内観共に駅前によくありがちな居酒屋っぽい感じです。


 

カウンター5席のテーブルが4人掛け3席くらいのこじんまりとした空間。

開店直後でしたがさすがに駅前結構な客入りでした。
ざっとメニュー確認。


 

温かいの。

 

 

いつもの鴨にしようと思いましたが。
この後の予定もあるしお店のイチ押しのようなこれで。

 



茶碗蒸しと押し寿司2貫付のセット。

 


 

これで1000円というのは鳥取相場なのでしょうか。


 

穴子と紅ずわい?
普通に美味しいです。
そしてお蕎麦。


 

鳥取大山産自家製粉挽きぐるみの40メッシュくらい恐らく繋ぎ入り。
見た目ほど香りも風味も感じられない。

まあ値段を考えればそこまで求めるのも酷だとは思いますが。
仕事や観光で鳥取駅を使われる方が昼にぱぱっと
という感じでは重宝されると思います。
わざわざ遠方から出向くほどでも。

あと価格的に回転が勝負なのか機械的な接客でてきぱき捌かれるのもやはり抵抗が。

そういうお客さんが多かったからそんなサービスになったのか

そんなサービスだからそういうお客さんばかり集まるようになったのか・・・

 

まあいずれにせよ立地が店作りを左右するという典型的な例か。
ちなみにこちらも赤いガイドブックに掲載されてるそうですもう何でもありやなにっこり


 

田久おそば処
鳥取市永楽温泉町376