質をカバーする店主さんのサービス精神 丸周(長野・松本) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2018.5月訪問

信州蕎麦研修初日。
去年に続いて蕎麦倶楽部佐々木さんにフラれた後(ある程度想定済み)
大型連休直後の閑散とした城下町をてくてく歩いて辿り着いたのがこちらのお店。


 

明治時代の古民家をリノベーションした趣のある外観にぐっと期待感が高まりますが
扉を開けて一瞬びっくりしたことに・・・
ほぼ満席状態!

去年の浅田さんもそうだったけどやっぱり人気店が臨時休業だと
お客さんは他に流れるのかな?
だとしたらうちも連休前後の休みの取り方考え直すかなあ。


 

明らかに不慣れなパートのおばちゃんに
「十割蕎麦ってまだ残ってます?」って聞いたらすかさず「はい残ってますよ!」と。
颯爽と厨房に戻って行ったおばちゃんに完全に取り乱してる店主さんがこう応えるじゃないですか。

だから十割はもうないっていったでしょ!
何回同じこと言わせるの!!と。

なるほど。この状況でこのおばちゃんを使わなきゃならないとしたらそらパニくるわな(^ ^;)
で意外と早く出てきた繋ぎ入りの綺麗な蕎麦はまあわざわざここまで来る必要もないほどですが
何より感心したのはイレギュラーな展開に苛立ちながらも終始笑顔の絶えることのない
店主さんの軽快なフットワーク。
この辺はさすがですよね。その笑顔で謝られたら間違いなく許してしまいますよ。
たぶん僕ならイライラしまくって露骨に顔に出てると思いますけどね(´_`。)


 

で隣のお客さんが会計を!って立ち上がったら・・・
何と周りのお客さん皆立ち上がるじゃないですか!!
え?・・・これ皆同じグループだったの??
それにしても客席15人程度の店にアポなしで12人で飛び込むかねえ・・・

と思いつつもそんな疑念を一切顔に出さない店主さんの接客術に
これは蕎麦研修1軒目にして当たりだな。この後の展開が楽しみだ!
と期待感がますます膨れ上がったんですけどね。

果たしてその結果は・・・

丸周
長野県松本市中央2-7-14
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/food/?p=6979