人生やり終えた感いっぱいの蕎麦屋 松喜庵 (大阪・箕面) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


 

2018・3月訪問

川西でキングコング西野君の絵本店が開催されてたので
その通り道でようやく探し出したのがこちらの蕎麦屋。
北摂地域ってあんまり蕎麦屋ないんですね。
さすがに能勢の蔦屋さんまでは遠すぎるしどうせ売り切れてるだろし・・・

ぎりぎり閉店間際に滑り込みましたが
どうやらラスト1枚しか残ってなかったようでここまで来て収穫なし!
という惨事は危うく免れましたけど・・・
なんかね。
雰囲気がね。


 

よし!美味い蕎麦打ってお客さんをうならせてやるぞ!!
みたいな活気が微塵も感じられず。
はああぁぁ~今日も疲れたなああぁ~
ちゃっちゃと最後の蕎麦出して片付けてごろんとするかい?


 

みたいな空気感がぷんぷんしてるんですね。
まあ営業されてるのは年配(たぶん60代かな)のご夫婦です。
恐らく何十年もこの地で蕎麦を打ち続けて
もう何もかもやりきった感でいっぱいなのでしょう。
そういう背景を考慮すればこのくたびれた空気もある意味仕方ないのかな?

 

なぜか店内には相撲グッズがいっぱい。

もしかして店主さんは元力士?

と思ったら暖簾を下げに外に出てきたおっちゃんはかなりシュッとしてるじゃない(^_^;)
 

 

特に話しても得るものは無いかなと感じたので
僕もくたびれたフリしてそっとお店を後にしましたとさ。
その後ようやく辿り着いた西野君の絵本店が・・・

まさかの80分待ちで受付既に終了しました!ですって(///∇//)
いったい僕はこんなところまで何をしに来たんだろう・・・
ああほんとにくたびれた(x_x;)

松喜庵
大阪府箕面市小野原東2丁目2-21
https://www.hotpepper.jp/strJ000687917/