今日は早朝から現場のエアコンが壊れたことで、私が出勤した時には既に大騒ぎとなっていました。

幸い、今日の富山は雨模様だった為、別にエアコンが無くても現場は過ごしやすい温度だったのですが、実は問題は違うところにありました。

(エアコンが壊れて)現場の温度が幾分か上昇したことで、一部の機械で中の部品が〝結露〟してしまったのです。

当然、結露した状態で作られた製品というのは「良品」には成りえませんから、一度完全に機械を停止させてから、みんなでその対応に追われることとなりました。

おかげで午前中は大変だったのですが、幸い午後からはエアコンも復旧してくれて、比較的スムーズに仕事が進みましたね。

今日はそのまま大きなトラブルも無く仕事を終えられてよかったです。

 

思えば、まだ若い時分に「世界のトヨタ」で働いていた時には、現場の中には夏場も冬場も所謂「空調」と呼ばれるものは無く、いつも暑さや寒さに耐え忍びながら作業を行っていました。

当時は若かったこともあり「そんなもんなのかな」と思っていましたが、今から考えれば、あんなに過酷な作業をやるのに空調が無いなんて、とんでもない話ですよね。

況して、あれだけ二兆、三兆と利益を上げているのですから、もう少し快適な職場環境を整えてほしかったです。

まぁ、でもそのおかげで今の職場に感謝して働けると考えれば、あの辛い経験も無駄ではありませんでしたね。

皆それぞれに色んな思いは有ると思いますが、オフィスだけでなく現場にも空調を付けてくれる会社は、それだけで「本当に良い会社」だと思いますよ。

夏場に空調無しで作業する辛さを身を以って知っている私が言うのですから間違いありません。