本日6月23日、沖縄県は「沖縄戦」で命を落とした20万人余りに心を寄せ、平和を誓う「慰霊の日」を迎えました。

玉城デニー知事は平和宣言の中で「自衛隊の急激な配備拡張が進み、県民は強い不安を抱いている」と、国が沖縄で進める防衛力強化に言及。

更に知事は「抑止力の強化が地域の緊張を高めている」として、平和を願う「沖縄のこころ」を国内外に発信することが世界の恒久平和に繋がると指摘しました。

 

何と言うのか、流石は世界平和を願うだけあって、思想も世界で一、二を争うレベルで平和ですね。

自衛隊の方々がどれほど法律に手足を縛られながらも、必死で日本の領土を守ってくれているのかを全く理解していないのでしょう。

沖縄など、その最たる例であり、自衛隊と米軍基地が居なくなれば、あっという間に他国に占領されてしまいますよ。

近年、急激に進められている自衛隊の軍備の増強は、そんな〝最悪のシナリオ〟にならない為の最大の防御策です。

 

残念ながら、知事の言う「沖縄のこころ」を発信したところで、侵略を目論む他国の心には1ミリも響きません。

なので、恐らくは県民向けのリップサービスも含んだ発言だとは思いますが、もしも本心からこんなことを言っているとしたら、もっと目を見開いて国際社会の現実を見つめた方がいいと思いますね。

私はこの「県民は強い不安を抱いている」という知事の発言に対して「強い不安」を抱いてしまいます。

曲がりなりにも知事であるならば、今、この瞬間も沖縄を守ってくれているのは誰なのかを、もう少し考えてから発言してほしいです。

「こころ」や「祈り」だけでは、他国の侵攻を止めることは出来ませんよ。