本日、フジテレビ系「ワイドナショー」で、サッカー元日本代表で〝キングカズ〟の愛称を持つ三浦知良と、同番組のレギュラーで同じく元日本代表の前園真聖の対談が放送されました。

昨年1月から約1年半、ポルトガルの2部リーグでプレーしたカズですが、残念ながら思うような結果は出せなかったと言います(2シーズンで無得点)。

しかし、日本とは違い、監督もコーチも選手も、皆が練習から忖度無しの〝ガチンコ勝負〟をしてくれたことがとても刺激的だったと振り返りました。

 

まぁ、日本では「サッカー界の神様」のような存在ですからね。

たとえカズがミスをしても、周りが誰もツッコめないのは当然です。

私だって職場に「神」と崇められているベテラン社員が居たら、流石にその人のミスは見なかったことにすると思います。

でも、その状況に甘んじることなく、ちゃんと異国の地へ飛んでボコボコに叩かれてきた根性は大したもんだと思いますね。

なかなか57歳にもなって、自分を痛めつけてでも成長したいと思える人は居ないと思います。

 

今後はJFL・アトレチコ鈴鹿への加入が決定的とされているカズですが、正直なところ、戦力として必要とされているとは言い難いですね。

どちらかと言えば、これまでの様々な経験を基にチームメイト達への適切なアドバイスを行うことで、チームの精神的な支柱となることを望まれているはずです。

勿論、本人もそれは重々承知のはずなので、別に今さら練習を頑張る必要は無いのですが、それでも一切手を抜かずに、若手と一緒にハードなトレーニングに励む姿は本当に凛々しい限りですね。

色々な意見は有ると思いますが、現役を続行する限りにおいては、どこまでも泥臭くゴールを狙っていってほしいなと思います。

ただ「帰ってきたカズ」には再び刺激的な毎日を送ってほしいので、鈴鹿のチームメイトの皆さんは、カズがミスをした時には若手がミスをした時と同じように、きちんと大声で叱ってあげてくださいね。笑