長崎市にある活水女子大学が、来年度から開学以来初めて男子学生を受け入れることを発表しました。

男子学生を受け入れるのは活水女子大学の看護学部で、男性看護師のニーズが高まっていることや、入学希望者および就職先から強い要請があることから今回の決定に至りました。

尚、女子大学としての理念は変わっていないとして「活水女子大学」の名称は変更しないということです。

 

何と言うのか、これも時代の流れですかね。

女子大に限らず「女子校」という存在自体が、少しずつ時代錯誤になっているのでしょう。

大学側が言うには、今回の男子学生の受け入れは看護学部のみであり、将来的な学内全体の共学化は考えていないとのことですが、たとえ一部の学部だけでも、男子が居るのと居ないのとでは学内の雰囲気は全然違います。

ですから、これも「共学化」の一つと考え、やはり大学名は変更した方がいいと思いますね。

それに、これからここに入学(卒業)する男子学生に、一生ずっと履歴書に「活水女子大学入学(卒業)」と書かせるのは、いくら何でも可哀想すぎます。

せっかく男子学生を受け入れるなら、もう少し男子学生が入りやすいような態勢を整えてあげてほしいです。

 

とは言え、女子大(女子校)は男子禁制の〝花園〟ですから、そこに合法的に入り込めるのは羨ましい限りですね。

私も出来ることなら手を挙げたいのですが、残念ながら、私の性格的に看護師には絶対に向かないのと、流石に年齢も年齢ですから、今回はそっと辞退しておきましょうか。

来年度から入学してくる男子学生の中には、そんな邪(よこしま)な気持ちの輩が居ないことを願うばかりです。

と言いつつも、せっかくの学生生活ですから、若者らしく男女の〝触れ合い〟を楽しみつつ、最後にはきちんと「白衣の天使」となれるよう頑張ってくださいね。