今月9日午前9時頃、北海道旭川市の弁当屋に大型のダンプカーが突っ込みました。

弁当屋はこれにより大きく壊れましたが、まだ開店前だった為、店内に客は居らず、従業員にも怪我はありませんでした。

警察によると、突っ込んだダンプカーの運転手は「走行中に飴を飲み込んでしまい、咳き込んで運転操作を誤った」と話しているということです。

 

いやはや、こんな凄まじい事故にも拘らず、お客さんにも従業員にも怪我人が出なかったのは不幸中の幸いでしたね。

もしも時間帯がもう少し後ろにずれていたら、文字通りの〝大惨事〟となっていたはずです。

普通に考えれば、正常な運転をしている車が、いきなり道路脇のお店に突っ込むことは無い訳で、これは運転手側にかなりの〝過失〟が認められそうですね。

運転中に飴を舐めるなとは言いませんが、それで咳き込んでハンドル操作を誤った以上は、飴を舐めたことを責められても仕方ありません。

 

それにしても弁当屋に居たスタッフは、朝からダンプカーが突っ込んできて、さぞかし驚いたことでしょうね。

まさか仕事中に「ダンプカーが突っ込んでくる」とは想定していなかったでしょう。

しかし、試しにネットで検索してみると、同じような事故が毎年、どこかしらで起こっていて驚きます。

実際に今から二十年ほど前には、私の友人宅にも早朝に大型トラックが突っ込んできました。

こんなことは決して他人事ではなく、いつ誰にだって起こり得ることです。

 

もしもその原因が単なる運転ミスではなく、運送・物流業界の〝疲弊〟にあるとすれば、やはりそこは政府として何らかの対策を講じてほしいですよね。

例えば、政府として大型免許に対する公式な「手当」を新設するだけでも、運送・物流業界の人手不足解消には一役買うと思います。

そして、こうした事故は日々、自動車を運転する身としては「明日は我が身」です。

一人のドライバーとして「ハンドルを握る重み」を痛感すると共に「飴は舐めても運転は舐めるな」という姿勢で、今後のドライビングに向き合っていこうと思います。