今日は二年振りに魚津しんきろうマラソンに出走してきました。

先週の長野マラソンから〝連戦〟であり、加えて昨日の朝、夜勤が明けたばかりであり、しかも昨日、左足の甲が突如として腱鞘炎になるという最悪のコンディションでしたが、市民ランナーをやっていれば、そんなことはよくあることです。

たとえベストコンディションには程遠くても、その中で自分に出来る〝ベスト〟を尽くすことが本当に大切です。

 

さて、前置きはこのくらいにして、本題のレース結果に移りましょう。

種目はハーフマラソンで、記録は1時間45分44秒でした。

序盤から1時間45分のペースメーカーに付いて走ったのですが、コースのアップダウンなどもあって、とにかくペースの上げ下げが激しく、それに対応する中で脚を使い果たしてしまいました。

その結果、とうとう19km地点で集団から引き離されてしまい、脚が残っていない状態では、そこからペースを戻すことが出来ませんでした。

 

私もこれまで、それなりの数のレースに出ていますが、ペースメーカーに揺さぶられたのは今回が初めてです。

とは言え、恐らくはペースメーカーもコースの特性を考え、ペースを上げた方がいいところと下げた方がいいところを考えながら走ってくれたのでしょう。

なので結局のところ、最後まで付けなかったのは単純に私の力不足ですね。

最終的にペースメーカーは1時間45分以内でゴールしていますし、そもそもがレースである以上は完全なイーブンペースなど有るはずが無いのですから、どんな展開になっても狙ったタイムを出せるよう鍛錬すればいいだけです。

 

そんな訳で、惜しくも1時間45分切りはなりませんでしたが、ゴール直前に脚が攣るくらい全力を出し尽くしたので後悔はありません。

今日という日の私は本当によくやったと思うので、恨むなら大して練習をしなかった過去2ヵ月の自分を恨むべきです。

でも、恐らく社会人になってから一番真剣にレースを走れましたし、自分で言うのも何ですが、顔つきも本当に必死だったと思います。

最近つくづく思いますが、この歳になっても、こうやって自分のエネルギーの全てをぶつけられる場があるというのは、本当に幸せなことですよね。

流石に左足の腱鞘炎が心配なので、これから数日間は〝休足〟にする予定ですが、それが終わったら、また来月の黒部名水マラソンに向けて走り出そうと思います。