私の居る現場では、機械が停まると必ずアラーム音が鳴るように設定されています。
そうすることによって、離れた場所からでも機械の異常停止がすぐわかるようになっているのです。
もしも機械が一言も発さずに〝サイレント〟で停まっていたら、どんなにベテラン社員でも気が付きようがありません。
残念ながら、常に5台(人によっては6台)の機械を見なくてはならない現状では、一つの機械がちゃんと動いているかをいちいちチェックしている暇など、どこにも無いからです。
しかし、何と今日は私の担当する機械で、その〝サイレント停止〟が起こってしまいました。
通常、30分少々で出てくるはずの箱がなかなか出てこないので「おかしいな」と思い見に行ったところ、機械が何の音も出さずに黙って停まっていたのです。
もしや、ずっとピーピー鳴っていたのに、私が気付かずに放置していた為に、呆れて音が止まったのかなとも思いましたが、幾ら鈍感な私でも、あんなに大きな音が鳴っていれば流石に気付きます。
という訳で、全く以て原因は不明なのですが、とりあえず機械は無事に復旧できましたし「こんなこともあるんだな」という「いい勉強」になりました。
ちなみに、実は機械の異常は音だけではなく、機械の上に設置されているランプの色でも感知できるので、今後は少し目線を上向きにして業務に励もうと思います。