年度始めの今日は、全国各地の企業で入社式が行われました。

私自身は「新卒」というレールから外れていることもあり、入社式は経験したことが無いのですが、きっと新入社員たちは、期待に胸を躍らせながら出席しているのでしょうね。

勿論、そうした期待は、これから実際の業務に当たっていく中で粉々に打ち砕かれるのですが、それでも入社式の瞬間だけでも、そうした純粋な心で臨めるのは素晴らしいことです。

入社式に一度も出席したことが無い、そしてこれからも出席の機会など無い私には、そうした若者たちの初々しい姿が羨ましく見えてしまいます。

 

聞くところによると、どうやら都会の方では、入社式に芸能人が〝サプライズ参加〟することがあるようですね。

私は決してそれ自体を否定するつもりはありませんが、一方では、あまり入社式を盛り上げて、新入社員に〝夢〟を見させない方がいいと思いますね。

彼らがこれからこなしていく仕事など、理不尽でつまらないことの連続ですから。

そうした平凡で退屈な毎日を覚悟させる為にも、少なくとも企業側は〝サプライズ〟など考えず、淡々と式を進めるくらいが丁度いいと思いますよ。

 

ともかく、入社式がどうであれ、本番は入社して実際の業務に就いてからです。

どれほど社会で不条理が平然とまかり通っているかを実感してほしいですね。

あなたが思っているほど社会は甘くありませんが、一方では、あなたが思っているほど社会は冷たくありません。

ひたむきに頑張っているあなたの姿を見てくれている人は必ず居ます。

だからこそ、決して腐らずに色んなチャレンジをして成長していってほしいです。

そんな感じで、今日から新社会人として頑張ってくださいね。

社会人の先輩であると同時に、人生の先輩として、あなたの頑張りを陰ながら応援しています。